社会学

社会学は、人間集団や組織の構造と行動を研究対象とする学問です。
法学や政治学、経済学などの社会科学系の学問を統合し、私たちが生きる社会そのものに包括的な視点から迫ります。
その対象は、個人から家族、集団、企業、地域社会、国家、国際間まで多岐にわたります。
扱う問題領域も細分化され、社会階級、環境問題、いじめ、子どもの非行など幅広く、多様な環境を切り口に、多面的に研究を進めます。
また、言語や政治、産業、宗教などの側面からも現代社会の実像を分析する分野もあります。
大学では、基本的な研究方法として、社会学が築いてきた概念や理論体系を理解しながら、社会調査でのサンプル収集法や分析法を身につけます。
続いて、社会現象を検証し、問題についての解決策を考察。同時にコンピュータなどの情報処理技術の高度な活用法を研究していきます。
一般的な学びのイメージとしては、1年次に社会学の基礎科目や、社会調査、社会科学方法論などの実習科目などを履修し、2・3年次で、より専門的かつ具体的なテーマを扱います。
3年次からは、ゼミで1つのテーマに絞り込んで各自で調査を進めたり研究する過程を経て、4年次での卒業論文につなげていきます。
●教員免許●博物館学芸員●図書館司書●情報処理士●上級情報処理士●社会調査実務士●社会調査士●認定心理士●臨床心理士 etc.