外国語・国際学

語学は、文学とともに人間の言葉を研究する学問で、特にコミュニケーションの道具という側面から学びます。人間は話すことによって互いの意思のやりとりを行います。
この道具として使う言葉について研究することが学問の基本テーマです。
外国語学系の専門教育は、外国語教育、地域研究、国際研究、言語研究の4つの柱に大別されます。学問の基礎となるのは、言語学です。
言葉の構造や働き、発音や音節のしくみ、言葉と意昧との関係を科学的に探究。
言葉の科学的な分析を行うとともに、「聞く」「話す」「読む」「書く」の言語スキルを磨きます。
ネイティブと対話や議論をする、外国のニュースや会話の録音を聞く、文章を読んで内容を理解するなど、学習方法はいろいろですが、自己表現することができるよう実用的な英語を修得するためにも、実践的な訓練が重要。
また、音声学、文法などの修得も必須です。
さらに、国際的な舞台で活躍する通訳や外交官、企業の海外駐在員をめざすためには、言葉だけでなく、その国の文化や社会、歴史などについて幅広く学び、総合的な知識を身につけることが大切です。
「比較文化」「地域研究」などの科目から、歴史、文学、宗教、文化などの地域研究の分野についても学び、柔軟で創造的な英語表現をめざします。
ただ語学に強くなるために学ぶだけでなく、コミュ二ケーション能力の修得も必須です。
活躍の舞台を切り拓いていくためにも、世界の人々と積極的に交流し、文化や習慣への理解を深めていきたいものです。
国際関係学、国際文化学は、社会科学系のジャンルに含まれます。
世界中の国と国との関係やルール、国際社会に存在するさまざまな事象や問題、国際経済や国際法などをグローバルな視点から研究する学問です。
政治、経済、法学、語学などを含め既成の学問領域を超えた総合的な視点が求められ、国際社会で考え、行動し、世界に貢献する人材の育成を目的としています。
国家と民族、国家主権と国家組織、軍事問題、核戦略、地球環境問題など直面する問題は複雑化かつ多様化しています。
単独の学問分野では研究が進められないため、国際社会の諸問題を概観する国際関係概論や国際関係史などの専門基礎科目を最初に学んだうえで、国際政治・国際法、国際経済・経営、国際文化・社会といったテーマで国際社会について学びます。
また、地域研究という学際的な研究手法も重視されています。
米国やカナダ、アジア、ヨーロッパ、中東、アフリカなどから選択した地域の諸問題に対する専門的な知識を修得し、さらに、こうした研究を深めるためのツールとしての語学が欠かせないという観点から、外国語によるコミュニケーション能力は特に重視されています。
必修の英語に加えて、専攻するテーマに応じて、フランス語、スペイン語、ロシア語、中国語、アジア諸語などの基礎会話力と文書を読みこなすための読解力をマスターすることが求められます。
●ボランティア通訳検定●ほんやく検定●通訳案内士●工業英検●通関士●教員免許●AXESS実用検定 etc.
外国語・国際学が学べる学校
大阪経済法科大学
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